建築現場監督のススメ

ゼネコン建築現場監督が日々の思うところを書き連ねていきます。

一級建築士試験に合格するために〜自分の強みを知る〜

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こんばんは。

misaki-archです。

 

正月気分を満喫しているところでしょうか。

2018年に合格を目指す皆さんは勉強してますかね?

してる人は偉い!素晴らしい。

してない人はちょっとだけ焦りましょう。

 

今すでに勉強を進めているライバルがいる

 

その事実だけは認識しておきましょう。

 

今日は勉強を始める前に、

自分の強みは何かを知ってますか?という話。

 

■自分の強みは何か

まぁ得意分野ですよね。

学科試験は言わずもがな5科目あります。

計画、環境・設備、法規、構造、施工。

 

まずは大学の学科の専攻で考えてみましょう。

意匠、歴史、計画系の研究室の方は計画が、得意な方が多いはず。

環境系であれば、環境・設備、構造、材料系であれば、構造ですね。

 

このあたりは大学でどのあたりまで自分で勉強していたかに依りますが、

拒否反応はでないかと思います。

 

まずはその教科から勉強してみてはどうでしょうか?

 

学校で勉強をあまりしてこなかった方、、、

今の仕事で活かせるのはどの科目でしょうか?

 

  • 意匠系なら計画、法規は強いですよね。
  • 設備系の仕事をしていれば環境・設備は専門です。
  • 公務員の方は法規が圧倒的に強い方がいらっしゃいます。
  • 構造系なら構造計算は間違いないでしょう。
  • 現場系の方なら施工は得意なはずです。

 

一つの教科を仕上げる(できれば法規がベストなんですが)ことができれば

一級建築士の学科試験は大きく前進します!

 

何事も得意分野から攻めてみてはどうでしょう?

 

やはり聴いたことがない単語などが出てくるよりも、

どこかで見知ったものから進めていくことで

学習の進む効果が他の科目と違ってくるはずです

まずは自信の持てる教科を一つ作ってみましょう!

 

■ちなみに私の場合は

私は大学では計画系の研究室に居ました。

大学院も同様の研究室で、意匠設計などもしていたので、

計画に関することはほとんど勉強しなくても

「だいたいわかる」という感覚がありました。

モジュロールとか、寸法体系、建築作品、計画、歴史建造物などは

自分の興味や大学の勉強の範囲でほとんどまかなえました。

 

「好きこそものの上手なれ」

 

まさにその言葉の通りで、計画の勉強はほとんどしませんでした。

2016年は14点、2017年は17点でした。

 

就職してからはゼネコンの現場社員ですので

それ故、施工に関して、自分の担当した工種に関しては

勉強しやすかったですね。

見たことのない工事はやはり四苦八苦しましたが、

他の教科にくらべればとっつきやすかったですね。

2016年は23点、2017年は20点でした。

 

■とにかく得意な科目を仕上げる!

一つ自信のある分野があればほかも伸びます!

他の嫌な分野の勉強の息抜きに、得意な科目を勉強すればいいのです。

コツコツ勉強をすすめてみては?