一級建築士試験に合格するために〜学科の勉強法①〜
Misaki-archです。
正月休みが終わり、仕事も本格的にはじまったところでしょうか。
■一級建築士学科試験は過去問だけで受かるのか問題
受かります。
間違いなく。
各予備校等は
新傾向問題が増えている!
予備校に通わないと受からない!
など言ってくると思います。
でも無視してOKです。
私は予備校に通うことをおすすめはしていますが、
それは意思が弱い、
もしくは勉強のペースがつかめない、
周りと自分とのレベル差をつかむ
これらの目的のためであって、
新傾向の問題を手に入れるためではありません。
コツコツ勉強できる方は過去問だけで合格します。
■じゃあ何年分、何周すればいいの?
20年を目安にしてほしいですね。
それ以前のはやる必要ありません。
特に法規は法律が変わっているので注意が必要です。
何周すればいいかについては人それぞれですので3周で十分の人もいれば、
10周する必要がある人もいるでしょう。
ただし!ただ解くだけでは合格しません。
■具体的な勉強方法は、、、問題集をテキスト化する!
すべての試験に共通するのですが、
私はこのやり方で1,2級建築士、1級建築施工管理技士に合格しています。
ちなみに10年以上前のセンター試験もこの方法で9割近く得点しました。
以下参考になれば。
1、問題集(過去問)を問題部分と解答・解説部分とに分ける
問題集はとにかく分厚いため、勉強の意欲が削がれます。
持ち運ぶのも思いし、いざ勉強する際も、後ろの答えと問題を見比べながら
ページをいったりきたり、、、非効率極まりない!
そのため、問題と答えを分割してしまい、
左右に広げられる状態にします。
私はカッターで裁断しました。
2、問題の間違っている箇所にオレンジor赤ペンで下線を引きます。
そして正しい解答を書き込んじゃいます。
まずは自分で解かないでください。
どうせ解けないんで。答えをすぐ見てその答えを問題集に書き込みます。
とにかく勉強のしやすい環境をつくるために、
移動中、風呂の中、ベッドの中、、、
どこでも勉強できるように、かつ、解説を見なくても良いように
ポイントを絞って解答を問題集に書き込みをしていきます。
3、あとはひたすら赤シートをかぶせて一つずつ選択肢を見ながら
正誤を確認していきます。
あとは問題をこなすのみです。
問題を解く際は必ずひとつずつ選択肢を見ていきましょう。
2~3周すると少し解ける問題が増えてくる思います。
間違ったりわからない問題はその都度、
解答やテキストを見ながら理解を深めていってください。
ただ、まだまだ解けない問題はあるでしょうが、全く気にしないでください。
その際間違っている選択肢だけでなく、
合っている選択肢も必ず見るようにしてください。
特に数値や似たような語句などは、
入れ替えられて問題として出て来る可能性があります。
「どこの、何が、どうだから合っているよ!」
という根拠を自分の中で持てるようにしてください。
間違っている選択肢だけを見つけて問題が解けた!と喜んでいてもダメです。
必ずすべての選択肢の正誤判断がつくようにしてください。
5周くらいするとある程度わかる問題とわからない問題がはっきりしてきますね。
このあたりでもう解かなくていい問題というのが出てきます。
必ず当たる!100回でて100回正解できる!
という問題です。
それは解かなくていいです。試験直前期に見直しましょう。
間違っている問題を重点的に攻めて行きましょう。
3周目くらいまでは、少し時間がかかるかと思いますが、
どんどん早くなりますので気にしないでください。
このような形は私は予備校の問題集を各教科で10周以上程度しました。
苦手な分野、単元(例えば施工のコンクリートの分野)とかは
重点的にあと5周ほどしました。
そのうち問題自体を暗記してしまうようになります。
それでも構いません。
必ず頭の中で正誤を思い浮かべながら、問題を回してください。
落ちる人はそれができていません。
この一つの意識の差が合否をわけます。
書いて覚えるということは私は嫌いです。
紙とペンが必要ですので。
よっぽど覚えられない事項のみです。
とにかく問題集を回す回数を増やしましょう。
人が2~3周しかできないところを
この方法だと3倍以上早く回せます。
働きながら資格勉強をするのは容易ではありません。
歳を追うごとに、記憶力も下がってきます。
確実に効果がありますので
みなさんおためしください。!