建築現場監督のススメ

ゼネコン建築現場監督が日々の思うところを書き連ねていきます。

一級建築士試験に合格するために 〜本当の合格率は100%だという真実〜

こんにちはmisaki-archです。

今日は一級建築士の合格率について。

これは受験を続ける中で、知っておくべきだと言うことを書いておきたいと思います。

モチベーションが下がっている人もいるかもしれません。

建築士についてもう一度考えてみては?と思い、書いてみます。

 

一級建築士の合格率って

直近のH29年度でいうと

学科試験・・・18,4%

製図試験・・・37,7%

総合合格率は10,8%だそうです。

 

これを見て高いと思うか、低いと思うかは人それぞれですが。。。

まずは学科を突破せねば!というところでしょう。

 

■学科の合格率

毎回20%弱もあるんですよね。

 

「色んな資格試験の中で難しいと言う割に5人に1人は受かるのかー」

くらいに思って勉強していたほうがいいと思います。

 

そして実際5人に1人しか受からないかというとそうではありません。

実は勝負の土俵にすら立っていない人が相当数居ます。

 

資格学校に通っている人は明らかにわかるかと思いますが、

模試などの点数で合計で50点とか言う人が結構いますよね?

その人達って合格する可能性ありますか?っていうお話。

 

はっきり言ってないですよね。

 

実際の合格者はどれだけ調子が悪く経って70〜80点は模試で取れるはず。

そう、みなさんが戦うべきはこのラインの人たちです。

 

模試で110点!とか取っている人は受かりますよ。

ほっといていいんです。

80〜95点くらいの人は本番でどっちに転ぶか正直わかりません。

 

このレベルに達している人って全受験生のうち、5割いますか?

いないですよね?

 

つまり、半分以上は記念受験てことです(笑)

(私も予備校に通う前、記念受験を2回しましたから、、、、)

何らかの理由で試験当日に来ない人もたくさんいますしね。

 

そんなに気負わずに試験をうければいいと思います。

まずは土俵にたつことを意識して勉強してみては?と思います。

 

学科さえどうにか突破してしまえば、

製図試験は間違いなく受かりますよ。

 

■製図試験の合格率

だいたい40%程度ですか。

学科試験を突破すると3回受けれるわけですから、

まぁ、どれか一回くらい合格するでしょう。(笑)

 

3回目の人とかカド番で落ちた〜とか言う人、

まわりにいる方いらっしゃるかもしれません。

そこで諦めてしまえばその人の合格率は0%です。

でも受け続けさえすれば間違いなく受かりますよ。

 

受験をやめるから合格しないんです。

 

 

■資格とは

そこでもう一度考えてもらいたいのが、この試験の本質です。

 

みなさんか受けているのはただの資格試験です。

点数とってなんぼです。

人格を審査されているわけでも、仕事の能力を審査されているわけでもありません。

(もちろんその逆もしかり、資格があるからえらいわけではない)

 

大学試験のように試験に落ちれば目の前まっくらというような状況ではありません。

建築士は弁護士や医者や看護師、薬剤師などと違い、

その資格が無いと仕事ができないわけではありません。

一年、二年、資格取得が遅れたくらいで業務に支障ありますか?

管理建築士になる人くらいではないですか?

独立を目指されている方は色々あるかもしれませんが、

サラリーマンであれば、問題ないはずです。

だって会社に何人も一級建築士がいるでしょうよ。

 

上司からは色々嫌味を言われるかもしれません。

「まだ取れないの?バカかーーー?」みたいな。

 

でも、でも、

それでも毎年受け続けさえすれば、いつかは合格します。

 

25歳から受け続けて40過ぎてとった人などが私の周りにはちらほら居ます。

私の周りで受験をし続けた人は100%合格しています。

 

100%ですよ。

 

大学は文系だったけど、

高卒だったけど、

勉強苦手だけど、

図面なんて書いたこと学生の頃から一度もないけど、

 

それでも合格している人が私の周りには複数人居ます。

ものすごく苦労はされたと思います、でも知力・年齢関係ありません。

 

今資格を取っていないあなた達の周りの大人たちは諦めた人です。

 

はっきり言います、その人達は諦めた人たちです。

能力が低いわけでも、なんでもありません。

タイミングが悪かったのかもしれません。

ただただ、諦めたんです。

 

「そんな資格とったって意味ないよー」

「俺の時代は忙しくてそれどころじゃなかった」

「足の裏の米粒」

とかその人達は言うでしょう。

 

色々言われるなかで事実もあるでしょうが、

いや、資格を取った人がいうならわかるけど、

取ってない人に言われても、、、、って感じですよね。

 

 

受験さえ続ければ、間違いなく受かるんです。

それが建築士の試験です。

 

この事実に気づいていない人が多いと思うので、

今日はそれを長ったらしく書いてみました。

 

 

もちろん最短で合格するのがベストだと思います。

でも、みんな色んな事情があると思います。

今年は勉強できなかったとか、病気したとか、仕事がーとか、こどもがーとか、

それでも毎年受け続けさえすれば、

必ず合格しますよ、

 

そんな話でした。

 

あと2ヶ月、諦めないことだけが大切です。

一日一問理解するば、まだまだ点数あがります。

過去問のままでることもあります。

 

諦めないで!