建築現場監督のススメ

ゼネコン建築現場監督が日々の思うところを書き連ねていきます。

3Dプリンターで建築する時代 〜現場はどう変わる?〜

みなさん、こんばんは。

いつのマニやら9月です。

 

まず下記ニュースを。

 

gigazine.net

 

前々から3Dプリンターでの建物構築に関する記事は出てましたが、

とうとうコンクリートを使って24時間で作る時代にまで来ましたか。

 

この記事だと兵士たちの居室みたいですが、

今後は一般的なところまでも広がって行きそうですね。

 

 

■どういったところで活用できるか

特にプレファブ的な住宅、仮設住居でも構わないですし、

単一的なものであればどんどん人がって行くでしょう。

ニュースのように仮設的な兵士の休憩所でもいいですし、

強度をさほど重視しないのであれば、十分でしょう。

災害時の仮設住居っていうのが今のところの可能性では高いかなぁー。

 

ただし、内装や設備的なところまでは3Dプリンターではできませんからね。

後付しかないですねー。

 

 

■一般的な建物へも適用可能か?

一部PC化(柱だけとか梁だけとか)の流れは

今でも効率化・生産性アップの手法で使われるため、

現場PCが3Dプリンターで作られるっていうのはあり得るかもしれませんね。

 

建物の大部分を3Dプリンターで作る時代も来るかとは思いますが、

強度的な問題と法律的な問題をクリアーするのは至難の業かとは思います。

 

鉄筋いれれないですし、、、

そのへんはどこまでできるかですねーーー。

 

 

でもこういったニュースを見ていると

建設業も変わっていくなと感じる次第です。

 

misaki-archでした。