現場の難しさ 〜時間は無限に必要〜
お久しぶりです。
misaki-archです。
今日は以下の記事について。
残業は200時間超のブラック過ぎる「建築士」 現状の問題点を紹介 - ライブドアニュース
まぁ、、、
建設業って基本的にブラックだから。
業界がブラックだから。
今更ですよね。
■時間は有限、仕事は無限
建設業はものを作るというだけあって、
どれだけでも、どの工事にでも無限に時間をかけられます。
設計職でいうならば、デザイン的な細かな納まりから、
色やモノの選定など答えがないことを考え続けます。
そして現場監督でいえば仕事の段取り・手配、作業の計画など
無限に時間をかけられます。
そしてその多くがやったらやった分だけ成果がでます。
60点までは1時間でできる、
そこから80点にあげるには3時間かかる、
そこから90点にあげるには6時間かかる、
というように、
仕事というものは精度をあげていくにはものすごい時間がかかります。
しかし、確実に成果はでていくものです。
そのため、ものづくり関係のしごとは本当に時間がかかってしまいます。
■建築士に限ったことではない
資格をとったから仕事が早くなるわけでもないし、
えらくなるわけでもない、この資格。
どれだけ価値のある仕事をするか、
ある程度は時間をかけて自分が修練する必要もあるのではないかと
現場での若手を見ていて思います。
あまり残業を抑制するのも考えものだと正直思います。
職能として求められる場合は、時間で区切れないものがありますよね。
それが高度プロフェッショナル制度、、、ということなのでしょう。
(あれはあれで大問題だとは思いますが)
悩みはつきませんね。
私は毎日6時に帰りたいです。
でも仕事をしなくてはならないので実際は11時ころまでしょっちゅういます。
どうするのがいいのやら。