1級建築施工管理技士の価値
あけましておめでとうございます。2020年。よろしくおねがいします。
ちょっと昔の記事でしたが、同僚と読んで話題にあがりました。
この資格は現場の技術者は最低限必要な資格です。
ゼネコンの現場監督であれば必ず持っている資格でしょう。
もちろん1級です。
大手ゼネコンの技術者は絶対に持っていけない最低限の資格でしょう。
■持ってて当たり前の資格
大手ゼネコンの社員だと入社して5-10年目までには取らざるを得ない資格です。
最低限というか、取ってないと人としてみなされません。。。
一級建築士ほど求められませんが、現場では必ず必要です。
記事にある通り、意外と受からない人は何度受けても受からないし、
大手の社員といえど、勉強や対策をしなければ落ちます。
逆に言えば、ある程度対策をねって1,2ヶ月勉強をすれば間違いなく受かります。
業務が忙しかったり、タイミングが悪く勉強できない人が落ちる資格といったイメージですね。
■この資格を持っているとどうなるか
ずばり監理技術者になれます。
これが一番大切です。
一級建築士でもなれますが、手っ取り早く監理技術者になるなら施工管理技士でしょう。
ちょっとした与太話。
大手ゼネコンにいるといろんな現場技術者に出会います。
私同様ゼネコンの社員、派遣社員、専門工事業者の社員や職人さんたちです。
この中で、一緒に仕事をする(同じ業務を行う)なかで、
派遣社員さんで施工管理技士を持っていない人っていうのは結構います。
というか大抵持ってません。
資格を持っている、ある程度知識や経験もあって、
それでも稼ぎや自分の目的にあった働き方で派遣社員をしている人って
どれくらいいるんでしょうかね。。。
本当に一握りに思えます。
逆に専門工事業者の社員さんや職人さんたちは、
一点突破型なので私たち以上に多くの事柄を知っています。
まさに技術屋という方も多く見受けられます。
派遣社員がいないと現場はまわらないとどこかの記事で書きましたが、
彼らにとってそれが望むものであるかは、、、わからないですね。
■受験資格のはなし
一級建築士の話ではふれなかったのですが、
結構受験資格を取得するのが大変だったりします。
さほどきにしないのですが、
施工管理技士の場合は、高卒であったり、他の部門の大学を出た人も多く受験していると思います。
特に高卒者の場合は、2級を取得してからでないと受けられなかったと思います。
大卒で当たり前のように取った私たちは見逃しがちですが、
しっかり段階を踏んで受験する必要もある資格です。
■給与はどうか
一緒です。全く変わりありません。持ってて当たり前なので。
逆に出世したくない、管理職になりたくない人は、
この資格を取らないことによって、一生平社員でいることが可能です。。。
■待遇、転職はどうか
大手ゼネコン内は全く同列ですが、
他社や地方ゼネコンでは重宝されるかもしれません。
しっかりとした国家資格であるため、会社としてはほしい人材となっている可能性があります。
特に大手ゼネコンへの中途採用を狙っている人は必ず取ってください。
入ってからより、入る前に絶対に必要な資格として求められます。
待遇改善をしたい、中途で大手へ入りたい人は持っているとチャンスがありますよ!
■まとめ
大手ゼネコンでは持っていないと困るよ!
でも他にいくとありがたがられるかも!転職の際は有利でしょうね、といった資格ですね。
以上、Misakiでした。