一級建築士に合格するために(製図編)~道具を揃える~
こんにちはmisaki-archです。
一級建築士の学科試験、お疲れさまでした。
私の周りでも受験した人が多くいましたが、
たいていは合格したようで一安心です。
さて、合格したものの、何から手を付けてよいか、
とりあえず予備校の一回目の授業が終わったかと思いますので、
今回は製図道具についてまとめておきます。
■道具に関して
試験会場は狭いと思っておいてください。
これ、超大切です。
意外と製図板を置いてめいっぱいというところがあります。
いつもの予備校みたいに、自分の好きな側に道具を置けない可能性があります。
そのため私は極力道具を絞るようにしました。
たくさん持って行っても、結局は使わないんですよね、、、
いろいろ試して絞っていってくださいね。
私は少数精鋭で挑みましたよ。
■実際に使った製図道具
シャープペン
0.5と0.7で、
グラフギア1000を使いました。
0.7で柱と断面図、他は0.5で書きました。
記述も0.5でしたねー。
重さもしっかりあるし、安物のシャープペンを使うくらいならこちらを買いましょう。
0.3は使う必要がありません。細すぎます。
それぞれBか2Bの芯を入れて描くとメリハリがついていいかもしれません。
特に柱は一番最初に書くため、思いっきり濃く書きましょう。
スケール
私は三角スケールを使いませんでした。
はじめは15cmの普通の三角スケールを使っていたのですが、
毎回毎回1:200とかを探すのが本当にわずらしくて笑
手に取るたびにコロコロと回す動作が私は大嫌いでして、、、
あれ、いらいらするんですよ、ほんと。
しかし!このヘキサスケールはそれが必要ありません!
なれればこちらのほうが早いかなーと私個人としては思っています。
でも周りで使っている人はいなかったかな。
かなり好き嫌いわかれると思います。
持ち込み禁止でもないですし、意外と優れものでおすすめですよ!
消しゴム
意外とあなどれない消しゴム。
ふつうのMONOでいいのですが、
製図だと細かいところを消したい!という欲がでてくるはず。
そのときはこちらを使っていましたね。
階段だとか、部屋名だとか細かいところの修正にはもってこいですね。
意外と普通の消しゴムだけで勝負している人が多いような?
使ってみると図面のキレイさは維持できるかも???
これは何よりも必須かもしれない。
課題文を読みとく際に、
管理部門は水色、一般客エリアはオレンジ、宿泊エリアは黄色など
特定の色を決めて課題文をマーキングしながら読みます。
消せるほうが私はいいと思います。
だって間違うから。笑
本番はなにが起こるかわかりません。
結構色を塗り間違えたりします。
ただ使う色は3色くらいに抑えたほうがいいかと思います。
本質を見失いやすいので、色塗りだけ頑張らないように。
製図版
まぁなんでもいいです、平なら。
テンプレート
柱を書くときにしか使いません。□があればよし。
トイレとか、植栽とか、手書きのほうが早いです。
わざわざテンプレートを使う必要はありません。
あとは
ドラフティングテープ(マステ)、刷毛、電卓くらいですかね。
以上ですね。
■私が使わなかったもの
・シャープペン
0.9や0.3を使ったときもあるのですが、
焦って違うシャープペンで書くという、いらいらのほうが多くてですね、、、
うまく使い分けできなかったです。
めりはりある図面のためには、本数を増やして対応するのが正解かもしれませんが、
それよりもまず描ききるのが大切です。
図面の濃淡はまず、それから。
2本でも十分受かります、濃淡つけれます。
・30cm、15cmの三角スケール
上記したようにヘキサスケールで挑んだため、不要でした。
一番最初に通芯を書いたり、割付をする際には
30cmを使ってもいいかもしれませんが、
私はもちものが多いのが嫌いなので使いませんでした。
・三角定規、勾配定規
これは皆さん使うと思いますが、私は使っていません。
平行の長い線を引く際は製図版の平行定規を使えばいいのですが、
垂直方向の線を引く際、わざわざ平行定規と三角定規で垂直を~~
なんて時間はありません!
これも一番最初に書くであろう、
通芯や外周の壁を書くときは使ってもいいかもしれませんが、
縦方向にそんなに長い線は書きません。(紙面の都合上長くても20センチ程度)
そのためヘキサスケールで十分対応可能です。
使ったほうが早い人は使ってください。
私は定規の持ち替えが嫌だったため、使いませんでした。
しかし、バンコの三角定規は使ってもいいかな。
ていうかみんな、持ってる!!笑
私は重すぎて使い物になりませんでした。
だってかさばるんだもの、、、、。
使い込むといい感じらしいですよ。
ほとんどの受験生はテンプレートとこれを兼用してましたね。
勾配定規は小さいのならもっていってもいいかなー。
私は確認の意味を込めて、計算して勾配出すので
勾配定規はもっていきませんでした。
字消し板
いらない。取りにくい。不要。
コンパス
いらない。使い道なし。手書きで十分対応可。
こんなところでしょうか。
まずは使ってみる!
お金は惜しまない!
がとりあえず大切でしょうか。
周りが使ってみてよさそうなもの、一分でも時間が短縮できそうなら
取り入れてみてもいいのではないでしょうか。
misaki-archでした。